2013年9月15日日曜日

スラバヤ郵便局本局

スラバヤには、落ち着いた古い建物がたくさん残っている。時間を見つけて、写真をたくさん撮りたいと思っているが、本当に、どの建物にも歴史を経た風格と何とも言えない風情がある。

先日、スラバヤ郵便局の本局へ行く機会があった。これがなかなかの建物だった。


スラバヤ郵便局の建物はオランダの建築家ボルシウス(G.J.P.M. Bolsius)によって設計され、1926年から1928年にかけて建設された。

この建物が建設する前、この場所にはオランダ人子弟や特定のエリートが通う中等学校(Sekolah HBS, 1881-1926)があり、植民地政庁副総督を務めたファン・モーク(H.J. van Mook)が1906-1913年に、初代インドネシア大統領のスカルノも1916-1923年に通っていたという。


建物だけではない。サービスが実にスムーズだった。入口で番号札を取り、銀行にあるような番号表示板(上写真)を見ながら、後は呼ばれるのを待つだけ。

普通ならば切手、普通郵便、速達、 EMSなどと窓口が分かれているものだが、ここは、どの窓口でもすべてのサービスに対応している。


今回はEMSを出しに行ったのだが、対応していただいた女性職員の方はテキパキとこなし、あっという間にEMSの手続が終わった。

これまでの郵便局での対応とは雲泥の差。インドネシアにおけるこうしたサービスの質が着実に向上しているのか。それとも、スラバヤがそうなのか。

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